行事・お知らせ
国際シンポジウムInnovations in Plant and Food Sciences IPFS-2025を開催しました
岩手連大教員と協定校教員との研究交流、学生の研究発表の活発化をねらい、2025年11月8日(土)~9日(日)に岩手連大主催の国際シンポジウムInnovations in Plant and Food Sciences (IPFS-2025)を開催しました。Innovations in Plant and Food Sciences (IPFS)は7大学によるコンソーシアムで、岩手大学大学院連合農学研究科(日本)、サスカチュワン大学(カナダ)、福建農林大学(中国)、ダッカ大学(バングラデシュ)、吉林大学(中国)、西北農林大学(中国)、およびダルハウジー大学(カナダ)が参画しています。
本シンポジウムは2016年に初めて岩手大学で開催され、その後各大学の持ち回りで開催してきましたが、新型コロナウイルスの影響で近年は中止もしくはオンラインでの開催となっていました。この度コロナ禍以後、初めての対面によるシンポジウムを岩手大学で開催する運びとなりました。今年度は「持続可能な未来のための植物・食品科学-基礎研究から実践応用へ」をテーマとし、海外協定校の5大学及び岩手連大の構成大学から教員・学生70名に参加いただき、科学を通じて人々の生活環境を改善するという社会への責任について活発な議論が行われました。
2日間でオーラル発表31名、ポスター発表21名の計51名によるセッションが行われました。オーラル発表では海外からの招へい教員によるKeynote Talkのほか、Young Scientist Sessionでは14名の学生によるプレゼンテーションが行われ、活発な意見交換が行われました。
また学生のオーラル発表及びポスター発表では、海外からの招へい教員と岩手連大教員が審査員として学生のプレゼンテーションを評価し、Best Oral Award2名、Best Poster Award2名の計4名がStudent Awardを受賞ました。表彰式では受賞者に賞状及び副賞が贈呈されました。
Student Award 受賞者
Best Oral Award
Shangyi Xu (サスカチュワン大学)
Subarna Sharma (岩手大学大学院連合農学研究科)
Best Poster Award
Tomo Kitabayashi (岩手大学農学部)
Satomi Arakida (岩手大学大学院総合科学研究科)