行事・お知らせ

HOME行事・お知らせ行事・お知らせ生物資源科学専攻2年の林田宗記さんが、第78回日本生物工学会大会で学生最優秀発表賞を受賞

生物資源科学専攻2年の林田宗記さんが、第78回日本生物工学会大会で学生最優秀発表賞を受賞

2026年10月28日

連合農学研究科生物資源科学専攻2年の林田宗記さん(主指導教員:山田美和教授)が、第78回日本生物工学会大会で学生最優秀発表賞を受賞しました。

本賞は、第78回日本生物工学会大会において、学生優秀発表賞の審査対象となる講演290件を対象として厳正な審査を行われた結果、8件の最も優秀な発表が選出され、授与されたものです。

発表題目

海洋環境からナイロン6/66分解微生物の単離

受賞者

連合農学研究科生物資源科学専攻2年 林田宗記さん

研究内容

海洋における漁網や釣り糸などのプラスチックごみの残留は、海洋生態系に深刻な脅威を与えています。海洋プラスチック汚染への緊急の対応が求められる中、特定の共重合比を持つナイロン6/66が海洋環境下で生分解性を示すことが、つい最近報告されました。しかし、その分解機構は依然として不明です。そこで本研究では、海洋環境からナイロン6/66分解微生物を探索することを目的とし、ナイロン6/66分解菌30株を選抜することに成功しました。さらに、これらの中でも特に分解活性が高いと考えられた1株について、ナイロン6/66分解酵素を分泌していることを明らかとしました。よって、本研究は、海洋環境中におけるナイロン6/66分解微生物の存在を実証し、海洋におけるナイロン6/66の分解機構の解明に資することができました。

【参考文献】
S. Ando et. al., (2025) Discovery of the Marine Biodegradability of Nylon 6 and Nylon 6,6 Copolymer Fishing Lines, ChemRxiv, https://doi.org/10.26434/chemrxiv-2025-cbmb

 

第78回日本生物工学会大会学生優秀発表賞審査結果 https://www.sbj.or.jp/2026/news/student_award_20261013.html