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地域環境創生学専攻の米田一路さんが第27回日本水環境学会シンポジウムで「博士研究奨励賞(オルガノ賞)最優秀賞」を受賞
2024年11月14日
連合農学研究科地域環境創生学専攻地域環境工学連合講座3年(受賞時)の米田一路さん(指導教員:渡部 徹 教授)が2024年9月11~13日に開催された第27回日本水環境学会シンポジウムで「博士研究奨励賞(オルガノ賞)最優秀賞」を受賞しました。
本賞は、博士課程の大学院生もしくは2023年度以降に学位(博士)を取得した35歳以下の者を対象として、第27回日本水環境学会シンポジウムの若手研究紹介セッションに応募した14名について、提出論文、関連する研究業績リスト、および発表内容を総合的に評価し、優れた研究および発表であると評価された1名に対して授与されるものです。
受賞発表題目
湖沼における重要な環境因子を採用した大腸菌生存モデルの開発
研究内容
本発表の研究では、ふん便汚染の指標細菌である大腸菌の湖沼における生存を予測する数値モデルを、機械学習等の手法を用いて新たに開発し、このモデルの開発を通じて、このような類似のモデルを開発する際に優先的に考慮されるべき重要な環境因子を明らかにしました。本研究は、湖沼におけるふん便汚染や汚染された水の利用による健康リスクを評価するための大腸菌濃度に関する数値モデルの精度向上に大きく貢献することが期待されます。
(公益社団法人日本水環境学会)
https://www.jswe.or.jp/event/symposium/index.html#news